Twitterで以下のニュースを見かけたので、早速このパワポ生成AIで提案書を作ってみます。
うまく活用して業務効率化なるか…!?
株式会社ユーザーローカル(東京都品川区、代表取締役社長:伊藤将雄)は、2023年12月13日、プレゼンテーション資料を人工知能で自動生成する「パワポ生成AI」を提供開始することを発表します(写真1)。この「パワポ生成AI」は、誰でも無料ですぐ利用できるツールです。
https://www.userlocal.jp/press/20231213pp/
URLにアクセス
まずはこちらのURLにアクセス。
https://ai-tool.userlocal.jp/powerpoint_maker/
アクセス後の画面はこんな感じ。
アウトライン入力モードで作成してみる
①提案書の中身(アウトライン)を自分で記入するパターンと、アウトラインを自動生成するパターンの2種類があるようだ。まずはアウトライン入力モードで作成してみる。
■プレゼンテーションタイトル
https://ai-tool.userlocal.jp/powerpoint_maker/
・会社名
・所属
・氏名
・2023/12/17
■目次
・企画の概要
・課題
・提案内容
・実施要領
・予算
・期待できる効果
・スケジュール
・懸念点
■企画の概要
・企画のコンセプト
■課題
・提案の背景
・解決したい課題の定義
■提案内容
・課題の解決方法
■実施要領
・実施する対象範囲(スコープ)
・チーム体制(役割分担)
・やらないことリスト
■予算
・実際の予算
■期待できる効果
・損益シミュレーション
・定量目標
・定性目標
■スケジュール
・準備期間
・実施期間
・評価方法
■懸念点
②どんな感じで仕上がるのかを見てみたいので、とりあえずほぼ内容はそのままでパワポを作成してみる。以下のようにテンプレートを選択、アウトライン編集、テーマカラー設定の3STEPのみ。なんとも簡単。
③実際出来上がった提案書はこちら。
基本的にアウトラインで入力した文章がそのままパワポに記載されるようだ。
一部スライドには画像も挿入されている。
④自動で挿入される画像が気になったので、アウトラインをもう少し詳細に記載してみて画像がどう変化するかみてみた。「提案の背景」というところを③の画像と比べてみると分かるように少し変わったのがわかる。どちらも握手するビジネスマン…!!
「課題」のスライドにもぽい内容を追加してみた。落ち込んでいる人の画像が変わった。
Before
After
アウトライン自動生成モード
若干楽に作成できたような気もするが、もっと楽にパワポを作りたいと思ったため、自動生成モードを使ってみる
①「アウトライン自動生成」というタブに切り替える。
テンプレートを選択し、作成したいプレゼンのキーワードを入力する。
今回はEDRの提案資料を作成したいのでぽい単語を5つ並べたあと、「関連するキーワードを生成」をクリック。
②自動で以下画像のようなチェックボックスがでてきた。
自動でぽい単語がたくさん出てきたのはさすがAIだなあと。
さらに盛り込みたいキーワードを選択し、「生成AIでアウトラインを作成」をクリック。
③すると以下の画像のようにぽいアウトラインが出来上がっている!!AIすごい!!
内容も大体あっている気がする。
実際に生成された文章は以下の通り。
■プレゼンテーションタイトル
・サイバーセキュリティの新時代へ: Cybereasonによる全方位防御戦略
・サイバーリーズン株式会社
・セキュリティソリューション部
・山田 太郎
・2023/12/17■目次
・企画の概要
・課題
・提案内容
・実施要領
・予算
・期待できる効果
・スケジュール
・懸念点■企画の概要
・企画のコンセプト: AIによる先進的な脅威検知と対応の自動化で、企業のセキュリティ体制を革新する。■課題
・提案の背景: サイバー攻撃の高度化による被害が増加しており、従来のセキュリティ対策では対応が難しくなっている。
・解決したい課題の定義: リアルタイムでの高度な脅威検知と迅速な対応、そしてそれらを可能にするセキュリティ人材の不足。■提案内容
・課題の解決方法: CybereasonのEDR(エンドポイント検出・対応)製品による、AI駆動の検知と自動対応の実現。■実施要領
・実施する対象範囲(スコープ): 国内における企業のエンドポイントセキュリティ強化。
・チーム体制(役割分担): 専門のセキュリティアナリストによる24/7のSOCサービス提供。
・やらないことリスト: 従来型のウイルス対策ソフトウェアの提供、未検証のセキュリティ対策の導入。■予算
・実際の予算: 導入費用としての初期費用、月額の運用費用、および必要に応じたカスタマイズ費用。■期待できる効果
・損益シミュレーション: セキュリティインシデントによる損失削減によるコスト効果の分析。
・定量目標: インシデント検知時間の平均を50%短縮、対応時間を70%削減。
・定性目標: 従業員のセキュリティ意識向上、企業ブランドの信頼性向上。■スケジュール
・準備期間: 契約から3ヶ月
・実施期間: 導入後1年間のフルサポート
・評価方法: 月次レポート、四半期ごとのレビュー会議、年次の成果評価。■懸念点
・組織内のセキュリティ文化の醸成に時間を要する可能性。
・高度な攻撃手法に対する対応の継続的なアップデート必要性。
④パワポを生成してみた。こんな感じ。
まとめ・所感
使ってみる分にはなかなか面白かった。
アウトラインを自分で作成するモードは正直自分の好きなパワポのテンプレートを作っておいて作成するのとなんら変わりがないような気がした。AIの部分を生かしたアウトライン自動生成モードは業務でも使えるかもしれない。
個人的に以下のような人におすすめしたい
・パワポを作るのが大の苦手
・少しでも資料作成時間を短縮したい
・パワポのデザイン等は特に気にしない
・提案の文章を一から考えるのが苦手
※お客様に提案するにあたって内容の正確性は自分でも確認しましょう。
ChatGPTと比べてどうなのかもいつか検証してみたい。
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